久々のガサガサin浜名湖周辺
【今回のガサガサスポット】
浜名湖周辺にて。農業用水が流れる比較的綺麗な用水路。藻が群生しているところもあれば、綺麗なところもある感じ。
元々魚が泳いでいることはリサーチ済みだったので、満を辞して参上。
インターネットは怖いので、場所の写真は控えておきます。
今回は久々のガサガサ記録。
最近買った網を持ってガサガサしました。
これまでも、川に遊びに行く時は軽くガサガサしていました。ですが、ちゃんとガサガサ目的で用水路で遊んだのは5年ぶりくらい。
最近は、ガサガサに最適なスポットは珍しい景色になってしまいました。ちょっと都市部を離れたぐらいでは、水性生物がいそうな水路や小川を見つけることは困難でしょう。今までも、近くにガサガサに最適な場所があればよかったのですが。いつの間にか5年という長い年月が過ぎてしまいました。
主な収穫
メダカ
今どき珍しいメダカ(いわくつき)を捕獲。
捕まえた個体は、カダヤシではないことを確認。尾びれが後ろの先までくっついていたので、普通のメダカのはず…。私はまだまだ見識が浅いので、何となくカダヤシの気もしている。こういう見分けは苦手だ。
あ、普通と言ったら嘘になってしまいますね。たいていの純メダカって群れでいるイメージが強いのですが、こいつは単独で泳いでいました。
それに上から見るとめちゃめちゃ青く光ってる。
きっとメダカではあるものの、品種改良されたメダカが放流されてしまったのでしょう。本当にやめてほしいですね。
元々今回の水路に来たのも、こいつを見かけたことがきっかけでした。普段から水路と川を眺めて移動しているので、その時に見かけたのです。青く光るからめちゃめちゃ目立つ。
「次来た時は捕まえてやろう」
と網を持って来たわけです。
浜名湖って温暖なイメージがあったので、最初は「グッピーでも放流されてるのか？」と思っていましたが、意外な伏兵でした。本当に残念。どっちにしても生態系を荒らしてしまうので害になってしまいます。
私が学生の頃は、結構な田舎に住んでいました。当時は、純正メダカで溢れる隠れスポットで遊んでいたので少し思い入れがあります。やっぱり純正のメダカに出会うのは難しいんですね。いる場所にはいるとは思うのですが…。
ということで、いわくつきのメダカの紹介でした。
ワカサギ
この場で正体を特定することは難しかったです。用水路にいるような魚とはまるで異なる雰囲気でした。家に帰って、自前の図鑑を見たりネットで検索したりしてようやくたどり着きました。
恐らくワカサギです。
【追記：アユの幼魚の可能性も浮上中。有識者様教えて泣】
にわかの私には正確な判別が難しいので、自信はないですが、色々見てワカサギが結論となりました。水路の方を群れで泳いでいるのを発見しそのまま捕獲しました。
ワカサギって氷の上で釣るようなイメージだったのですが、意外と全国各地にいるみたいですね。浜名湖も例にもれず生息しているみたいですし、河口近くまで登って来るらしいのでワカサギに違いない!!
メジャーな淡水魚とは似ても似つかない光沢。もはやおいしそうですもんね。ハヤみたいに筋が入っていれば判別できるのですが…。
ちょっと意外な魚との出会いでした。流石は浜名湖近隣と言ったところでしょうか。
ウナギ(クロコ)
なんと驚き、うなぎの幼魚が取れてしまいました。
流石は浜名湖
シラスウナギの次の段階であるクロコと言うらしい。流石にガサガサでうなぎを取るのは初めてのこと。少し水が綺麗とは言え、道端のドブですかからね。
適当に底の泥をすくいあげてたら取れてしまった。網から出てしまうぐらい小さかったですが、無事に鑑賞することが出来ました。小さすぎて種類が分かりませんでしたが、流石にうなぎですよね？他鰻とか他の種類も確認しましたが、クロコ状態のうなぎが一番近い気がします。
ということで、予想外のうなぎでした。
その他(カニ・エビ・ハゼ類)
その他は淡水によくいるエビ類やハゼ類が多く取れました。浜名湖は汽水湖なだけあって、一般的な生態系と少し異なる部分が垣間見えます。
例えば…ザリガニは0。代わりにカニの幼体が鬼のように取れる。ハゼ類が多いのも特徴かもしれません。一応、水を舐めて確認しましたが淡水でした。
新たな用水路を求めて
結論：浜名湖の用水路はかなりグルメな生態系
ワカサギにうなぎに…。ちょっと予想外の生態系が広がっていました。ほんとに農業用水が通る、ただの水路だったので非常に驚きです。汽水湖や河口近くでガサガサはしたことがなかったので新鮮でした。
浜名湖辺りで、もう少しガサガサスポットを探してみようと思います。
いくつになってもガサガサは楽しいものです
今回はここまで。ありがとうございました。
