視聴済みでも価値あり?~ぼっち・ざ・ろっく映画~

ぼざろが好きなら絶対に見に行くべき作品。
特に、ぼざろの曲が好きな人なら行って徳しかない。放送から1年半の年月が過ぎていますが、私は未だにぼざろの曲を聴いているので、ライブ感覚で楽しんでいました。特典には色紙と短編漫画がついて来る。これだけで行く価値があると思います。
ぼざろ放送からすでに1年半が経過しているんですよね。未だに熱量が高いぼっち・ざ・ろっく。個人的には面白シーンが独り歩きしている印象があります。後藤さん〇〇……ツチノコ……承認欲求モンスターなどなど。ネットが発展した今、こういうミームが先走っていますが、ぼざろの魅力はこれだけだけじゃない。
4人の個性がぶつかり合って、成長していく青春物語であること。
私はこれをすっかり忘れていました。映画を見て、眩しい青春が描かれる作品であることを再認識することになりました。そういう側面も魅力的であることは、元々理解していたつもりでしたが、1年半という年月で薄まっていたようです。ぼざろの魅力を再認識するために、総集編でも見に行く価値が十分にあると断言できます。
途中少しだけネタバレを含みます。
理由①:迫力満点の映画音響

映画の音響で、ぼざろの曲が聴けること。
これが一番の魅力なんじゃないでしょうか。前編では、ぼっちちゃん覚醒シーンまで描かれています。映画用のOPと新カット(後述)から始まり、結束バンドの曲を幾度となく聞くことができました。
ライブ感覚で曲を聴きに行くのも、映画を見るのに十分すぎる理由です。
総集編なので、途中途中に曲が流れてダイジェストになる場面があります。その際には、バックで結束バンドの曲が流れていたので、思わず口ずさみながらダイジェストを見る始末。
もちろん、声は喉元で止めておきました。初日でほぼ満員のレイトショーですから、隣にはお客さんがいます。映画でぼざろを見ることができる良さが詰まっていましたね。そうなると、声出し上映のぼざろのライブを見に行きたかったなと思ってしまいます。少し後悔。

個人的に、前半で一番好きな曲「ギターと孤独と蒼い星」が
聴けて幸せでした。

結束バンドならなおさら
理由②:新カット・新楽曲アリ

新曲はOPとEDで流れますが、特にOPはやばいですね。
個人的にはかなり刺さった曲。「月並みに輝け」と言うらしい。これに新カットが追加されてOPが構成されていました。これだけで発狂したくなるほど。「エモい」って感情に支配されていました。
曲も特に良かったけど、何より新規カットが追加されていたのが嬉しかった。冒頭の映画の諸注意もぼざろ仕様で微笑ましい。それで気分も最高潮。映画であの面白さをなぞれる幸せを嚙みしめていました。
OPヤバいね。喜多ちゃんとぼっちちゃんが階を違えてすれ違うカットも、エモエモで最高。喜多ちゃんがバスケしているカットもあって、まだバンドに出会う前の喜多ちゃんが描かれているのも最高。私たちは、これから最高の青春が始まるのだと知っている。場所を変えて輝く喜多ちゃんを知っているから、完全に親目線。もうすぐ動き出す青春に、こっちまで引き込まれそうでした。もうそんな青春は取り戻すのは不可能なのが泣ける。
だからでしょうか。ミームになっているシーンも大好きですが、バンドに向き合う4人が最高に輝いていたね。個性的過ぎることは映画でも変わらないけど。改めて神アニメなのだと認識。総集編なのにほぼ満席だったことは一応報告しておきます。
オッドタクシーの総集編なんて2.3人だったのに……。どっちも神アニメだけど、ぼざろは本当に社会現象になっていたんだなと改めて知りました。オタクの世界にいると社会の動きに鈍くなる。
新規カットと新曲を聴きに、総集編を見に行くべし。
【後編の感想】
終わりに

劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく!Re:
ぼざろを愛する同志は映画館へ集え。
まだ未視聴の方は必須です。視聴済みの方も見に行く価値がある映画だと思いました。
・映画音響で曲を聴く
・新楽曲と新規カットアリ
まだまだ前編ですからね。後編はついに秀華祭。アニメの文化祭は神回であると言うのは、過去のアニメが保証してくれています。ハルヒ・アポロン他、音楽が絡むとヤバいですね(語彙力)私が一番愛する「星座になれたら」も聴けるのが待ち遠しいです。
今回はここまで。ありがとうございました。
【普段はアニメの聖地に行ったり】