筆者基本情報

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プロフィール

某私大→金融関係のお仕事をしている20代男性休日はただのオタクと化して一人旅に出る。時々歴史関係の論文を読んで過ごしています。受験に役に立たない歴史の知識を蓄えて10年目なので、歴史の知識は多く持ってます。他の玄人の方に比べたらまだまだかもしれませんが、実際に行って知った知識は全てを記録しているので、かなり優れていると思います。
・アニメオタク歴8年
【my3大アニメ:ゆるキャン△・青ブタ・just because!
私は、まだまだにわかで、アニメ作品単体で言うと約250作品。好き嫌いは多いので、数内当たるの視聴は辞めました。それでも重度のオタクであることは確かです。
何故だか、私の好きなアニメを集計すると、ほとんどが高校生のアニメなんです。私の空白に何があるのかはこれで明白でしょう…。
・読書好き
読書も定期的に行います。普段は自分の日記に感想文を書いていますが、余裕ができたら、本の感想なんかも記事にしたいと思っています。ラノベから純文学まで幅は広いです。
・歴史オタク歴10年
最近は室町時代の関東史にはまっています。人生の師の一人が、伊勢宗瑞様です。そこから私の歴史好きが始まりました。
・野球オタク歴3年
厳密に言うと、空白期間もあるのでもっと長いですが、オリ党です。好きな選手は吉田輝星選手です。オリックスに来てくれてありがとう!
・ゲームも少々
ポケモンとパワプロクンポケットが大好きです。キャラの名前と数値を覚えるのが得意なので、いわゆるポケモン脳を所持しています。マイナー厨。パワプロクンポケットなら13が至高。
・短歌
最近は旅先で短歌を詠みます。自分が大人になっているのが分かるので、そういう思いを31字に表現しています。たまには短歌もブログに載せましょうか……。
山登り3年
かれこれ3年目。低山と温泉のセットが至高。山頂のカレー麺が一番幸せに感じています。多分20山ぐらいは登ったかな?
・キャンプ1年目
新人キャンパー。まだまだお金がなくてひもじいキャンプを行っている。

「表現を追求する」これが人生

皆さんが今を生きる理由は何でしょうか。私はブログを始める前は自分が生きる意味をひたすらに考える学生生活を送ってまいりました。自分の価値とかそんなたいそうなものではなくて、夢も目標もない私にとっては、「これから何して生きていけばいいのか」という漠然とした不安を募らせていました。
そんな学生生活を送る中でとにかくやったことは、いわゆる一人旅でした。実際に行って知らないものに出会うことで、新しい自分を見つけられる気がしていたんです。それに関連して新しい世界に出会うために「物語」にもたくさん触れるようにしました。まあ、言い換えれば現実逃避とも呼べるかもしれませんが、それで私の心は満たされていました。

表現と言葉を知る

そうして私が見つけた生きる理由は「表現と言葉を知ること」でした。

一人で旅に出て何かと向き合うと、「こんなにきれいな海を見ているのに、どうして綺麗としか表現できないのか」総じてこんなことが起きるわけです。これが私の人生に足りないピースでした。
言葉というのは本当に美しいものです。特に日本語は、知れば知るほど知らない表現があって、今の自分に何ができないか、そして何が足りないかをはっきりと認識することができました。ある一枚の海の写真を見て「綺麗だね」で終わるのか、その写真を見て1時間熱弁できるのかで人生の深みは変わっていきます。人生の深みは、は自分の操る言語への理解力で決まる。これが私なりの「教養」であると結論付けました。

言葉と表現。それとあと一つ〜海辺のカフカとの出会い〜

ただ、こんなに日本語の表現についてお話をしたのですが、表現というのは「日本語」だけでは埋まらないとも思っています。もう一つのピースは「経験」だと考えます。まぁ、当たり前かもしれませんが..。

私は「海辺のカフカ」と言う小説との出会いを通して、経験の大切さを理解したと思っています。著者は、世界的な作家である村上春樹さんです。

物語の中では、中学生の主人会が、東京から高松へ、そして高知の山奥まで家出をします。

村上春樹さんの多彩で独特な表現と情景描写を通して「とても面白かった」と言う人と「駄作だ」と言う人の二人が存在します。私は「人気の高さはアンチの多さで決まる」と考えているので、このように意見が二分されるのは仕方がないと割り切っていますが、確かに、意味のわからない表現などがたくさん出てきます。それでも「海辺のカフカ」は、私にとって良作で名作だったことは確かです。

私は、教養も足りないし、作中に登場する言葉も例えもクラシックも何一つ知り得ないものでした。それでも楽しめたのは「情景描写の鮮明さ」があったからだと思っています。

例えば、主人公の写真は東京都の中野区野方。ここも私にとっては馴染み深い場所で、時々歩いていた地域だったので、鮮明に情景を感じ取ることができました。また、夜行バスで家出して向かった高松も、実際に歩いていたことで鮮明に読み取ることができました。そして、主人公は高知県の山奥で生活を送るシーンが出て来ますが、そこも私にとっては馴染みが深い場所です。私も実際に、人も道もない高知県の南西部の山奥に入った経験がありました。これがまんま作中の描写で、鮮明に情景を感じ取ることが出来ました。その山奥に何があるのか、何を見たのかそんなところまで私の経験と酷似していたことで、「海辺のカフカ」というのは、私にとって特別な物語となりました。

随分と遠回りしましたが、要は「経験の深さも私にとっては教養の一つ」であり、人生を楽しむための大事な要素であるということが言いたいのです。

「表現」を追求して「経験」を彩る。そして、「経験」を通して「表現」を増やしていくことが、私が人生を謳歌するために必要なピースなのだと思っています。

そして、ブログを綴り始める

有名な書籍に「お探し物は図書館まで」というものがあります。何かしらの賞を取っていたと思いますが、そんな作品に出てくる一節が素晴らしい道しるべになりました。

「無いを目標にする」

そうして、足りない自分の「表現」や「言葉」を埋めるために始めたのが「おたたびのススメ△」になります。いつかは私が紡ぐことがや表現が生業になったらいいなと思い運営させてもらってます。まだそれが何なのかは私にもわかっていません。だから毎日やるだけ。

「おたたびのススメ△」の由来

言わずもがなかもしれませんが、由来は「ゆるキャン△」と「ヤマノススメ」です笑。外に出ることの楽しさや自然に触れる良さを再認識させられた作品たちです。特に「ゆるキャン△」には本当にお世話になりました。一番聖地に行った回数も多く、お金を一番使ったのはゆるキャン△だと思います。

私とゆるキャン△の出会いは、約4年前。これは初めての出会いではなく、二度目の逢着でした。

コロナ禍真っ最中の中で私を満たしてくれたのがこの作品でした。加えて、メンタルをやられてしまって廃人のようになっていた私を甦らせました。

それ以来は、ゆるキャン△の虜です。

そして私…

筆者のhjnasunoと言います。
けちとせっかちを極めているので、旅の中でのお金と時間のやりくりはかなり工夫しています。その辺を書けたらいいなと思います。超絶記録癖で、いろんな場所に痕跡を残しているブログもその一つ。

最後まで読んでくれてありがとうございます。

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