筆者基本情報

プロフィール

myプロフィール

某私大→金融関係のお仕事をしている20代男性休日はただのオタクと化して一人旅に出る。友達と遊びに行くのは年に1~2回。99%が一人旅の玄人。体育会ガチ勢とガチオタクを兼任していた過去を持ち、自身なりの旅スキルの発信なども行っている。

松本城
松本城

お城攻城数は70を突破。
実際に現地で仕入れた情報をブログで発信中。実際に行くことで私も詳しくなっています。いつかは100名城・続100名城を制覇する予定。特に伊勢家(後北条)を中心とする関東史が好きです。現在は東海地方の史跡を中心に巡っています。こちらの歴史関係のサイトはサブドメインを使用して移行しました【筆者関連サイト:とうかいのススメ】

弁天島ゆるキャン△
弁天島

アニメ聖地巡礼歴5年超
ゆるキャン△を中心にその他30作品以上の聖地巡礼を行う。メジャーな人気作は基本的にいくようにしています。聖地に移住したので、東京の聖地からは離れてしまいますが、そのほかの地域に侵食していく予定です。最近の聖地推しはマケイン。2025年は美濃に進行中(聲の形・変人のサラダボウル・ひぐらしのなく頃に・氷菓などを)


筆者の趣味一覧

・アニメオタク歴9年
【my3大アニメ:ゆるキャン△・響け! ユーフォニアム・just because!
アニメ作品単体で言うと約260作品。好き嫌いは多いので、数内当たるの視聴は辞めました。それでも重度のオタクであることは確かです。何故だか、私の好きなアニメを集計すると、ほとんどが高校生のアニメなんです。最近ユーフォを見てアニメランキングが更新されました。
・読書好き
読書も定期的に行います。普段は自分の日記に感想文を書いていますが、余裕ができたら、本の感想なんかも記事にしたいと思っています。(書き始めました)ラノベから純文学まで幅は広いです。2024年で一番面白かった作品は『海辺のカフカ』と『痴人の愛』ラノベは読んでいる作品全部面白い。
・歴史オタク歴11年
最近は室町時代の関東史にはまっています。人生の師の一人が、伊勢宗瑞様です。そこから私の歴史好きが始まりました。また最近は引っ越しの影響もあり、図書館に籠りながら居住地域の郷土史を調べまわっています。
・野球オタク歴5年
厳密に言うと、空白期間もあるのでもっと長いですが、オリ党です。好きな選手は吉田輝星選手です。オリックスに来てくれてありがとう! あとは高校野球も全国の試合情報をチェックしている。いつか母校が甲子園に出てくれることが夢。
・ゲームも少々
ポケモンとパワプロクンポケットが大好きです。キャラの名前と数値を覚えるのが得意なので、いわゆるポケモン脳を所持しています。マイナー厨。パワプロクンポケットなら13が至高。ただ最近はゲームできていません泣。人生に余裕ができたら帰ってくる予定です。
・短歌
最近は旅先で短歌を詠みます。『自然の風景に心打たれ、何を思ったか』を言葉に。
山登り5年
かれこれ5年目。低山と温泉のセットが至高。山頂のカレー麺が一番幸せに感じています。多分20山ぐらいは登ったかな?富士山はとりあえず登りました。
・キャンプ2年目
新人キャンパー。まだまだお金がなくてひもじいキャンプを行っている。そろそろキャンプを本格的に。
・小説執筆
本格的に執筆中。自分ができないことを克服するために始めました。ブログもこの一環。将来に向けて綴っています。


「表現を追求する」これが人生

皆さんが今を生きる理由は何でしょうか。私はブログを始める前は自分が生きる意味をひたすらに考える学生生活を送ってまいりました。自分の価値とかそんなたいそうなものではなくて、夢も目標もない私にとっては、「これから何して生きていけばいいのか」という漠然とした不安を募らせていました。
そんな学生生活を送る中でとにかくやったことは、いわゆる一人旅でした。実際に行って知らないものに出会うことで、新しい自分を見つけられる気がしていたんです。それに関連して新しい世界に出会うために「物語」にもたくさん触れるようにしました。まあ、言い換えれば現実逃避とも呼べるかもしれませんが、それで私の心は満たされていました。

表現と言葉を知る

そうして私が見つけた生きる理由は「表現と言葉を知ること」でした。

一人で旅に出て何かと向き合うと、「こんなにきれいな海を見ているのに、どうして綺麗としか表現できないのか」総じてこんなことが起きるわけです。これが私の人生に足りないピースでした。

言葉というのは本当に美しいものです。特に日本語は、知れば知るほど知らない表現があって、今の自分に何ができないか、そして何が足りないかをはっきりと認識することができました。ある一枚の海の写真を見て「綺麗だね」で終わるのか、その写真を見て1時間熱弁できるのかで人生の深みは変わっていきます。人生の深みは、は自分の操る言語への理解力で決まる。これが私なりの「教養」であると結論付けました。

言葉と表現。それとあと一つ〜海辺のカフカとの出会い〜

高知県最果ての海

ただ、こんなに日本語の表現についてお話をしたのですが、表現というのは「日本語」だけでは埋まらないとも思っています。もう一つのピースは「経験」だと考えます。まぁ、当たり前かもしれませんが..。

私は「海辺のカフカ」と言う小説との出会いを通して、経験の大切さを理解したと思っています。著者は、世界的な作家である村上春樹さんです。

物語の中では、中学生の主人会が、東京から高松へ、そして高知の山奥まで家出をします。

村上春樹さんの多彩で独特な表現と情景描写を通して「とても面白かった」と言う人と「駄作だ」と言う人の二人が存在します。私は「人気の高さはアンチの多さで決まる」と考えているので、このように意見が二分されるのは仕方がないと割り切っていますが、確かに、意味のわからない表現などがたくさん出てきます。それでも「海辺のカフカ」は、私にとって良作で名作だったことは確かです。

私は、教養も足りないし、作中に登場する言葉も例えもクラシックも何一つ知り得ないものでした。それでも楽しめたのは「情景描写の鮮明さ」があったからだと思っています。

例えば、主人公の写真は東京都の中野区野方。ここも私にとっては馴染み深い場所で、時々歩いていた地域だったので、鮮明に情景を感じ取ることができました。また、夜行バスで家出して向かった高松も、実際に歩いていたことで鮮明に読み取ることができました。そして、主人公は高知県の山奥で生活を送るシーンが出て来ますが、そこも私にとっては馴染みが深い場所です。私も実際に、人も道もない高知県の南西部の山奥に入った経験がありました。これがまんま作中の描写で、鮮明に情景を感じ取ることが出来ました。その山奥に何があるのか、何を見たのかそんなところまで私の経験と酷似していたことで、「海辺のカフカ」というのは、私にとって特別な物語となりました。

随分と遠回りしましたが、要は「経験の深さも私にとっては教養の一つ」であり、人生を楽しむための大事な要素であるということが言いたいのです。

「表現」を追求して「経験」を彩る。そして、「経験」を通して「表現」を増やしていくことが、私が人生を謳歌するために必要なピースなのだと思っています。

そして、ブログを綴り始める

有名な書籍に「お探し物は図書館まで」というものがあります。何かしらの賞を取っていたと思いますが、そんな作品に出てくる一節が素晴らしい道しるべになりました。

「無いを目標にする」

そうして、足りない自分の「表現」や「言葉」を埋めるために始めたのが「おたたびのススメ△」になります。いつかは私が紡ぐことがや表現が生業になったらいいなと思い運営させてもらってます。まだそれが何なのかは私にもわかっていません。だから毎日やるだけ。


『おたたびのススメ△』の由来

言わずもがなかもしれませんが、由来は「ゆるキャン△」と「ヤマノススメ」です笑。外に出ることの楽しさや自然に触れる良さを再認識させられた作品たちです。特に「ゆるキャン△」には本当にお世話になりました。一番聖地に行った回数も多く、お金を一番使ったのはゆるキャン△だと思います。

私とゆるキャン△の出会いは、約4年前。これは初めての出会いではなく、二度目の逢着でした。コロナ禍真っ最中の中で私を満たしてくれたのがこの作品でした。加えて、メンタルをやられてしまって廃人のようになっていた私を甦らせました。

それ以来は、ゆるキャン△の虜です。


終わりに

大吉山

ブログをはじめてそろそろ500日を経過します。とりあえず会社が副業禁止なのでしばらく無休で運営していく予定ですが、3年経過したら本格的に旅サイトとして成り上がる準備を今している最中です。何事も小さな一歩から。これでもブログ以外に勉強していることが沢山あるため、いつか私が成長した姿を色んな人に見てもらえるよう、今は泥水をすすります。

それでも一生オタクなのは変わりません。