【東京日帰り温泉】東京都唯一の村「檜原村」へ向かう‐数馬の湯‐

山登り・温泉
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東京都唯一の村!檜原村の奥地へ

島を除くと東京都の唯一の「村」である檜原村へ向かいました。何というか…。東京に「村」があるってだけで何だか興奮してくる筆者ですが、今回はそんな檜原村にある温泉「数馬の湯」へ向かいました。

向かったのは3月29日。四月という境が見えてきてしまっている時期ですが、そんな時に境目のような場所で過ごしたかったのが今回の私です。「あの先はどうなってるんだろう…」とか「あの先はもう山梨か…」なんてことを考えながら温泉に揺られるのが何とも気持ちいいんです。そのため、西東京周辺の温泉は大好きなんですよね…。

そして今回のターゲットは檜原村の温泉でした。
東京と言っても、もう山奥です。新宿や渋谷が同じ都にあるとは思えない景色が広がっています。
「東京都内で日帰りで行ける温泉に行きたい…」「近場で自然を感じながら温泉に浸かりたい…」そんな人におすすめの温泉となっています。

檜原村「数馬の湯」までのアクセス

JR「武蔵五日市駅」よりバスで1時間。「温泉センター」下車で到着です。

武蔵五日市駅と言えば、東京の終着点の駅です。山を越えて反対側の「青梅線」では奥多摩まで行けますが、路線が違うので、どちらも終着点と言っていいのではないでしょうか…。そんな「武蔵五日市駅」ですが、武蔵五日市線に乗って向かうことができます。私的に好きなのが、武蔵五日市線って、路線が非常に短いんですよね…。それだけで特別感を感じてしまいますが、皆さんはどうでしょうか…。

とうことで、武蔵五日市駅からバスで1時間で到着します。道沿いには「秋川」が流れているので、降りた瞬間川の怒号が聞こえてきます。これを聞くと秘境や山に来たんだなと思います。

数馬の湯は目の前にあります。

筆者
筆者

ちなみに吉祥寺滝という場所を超えると、停留所以外でも降りれたりするそうです。これは初めての経験でした…。

午前中まで雨が降っていたので、少し増水していましたが、水が澄んでいてとても綺麗でした。少し川を眺めたら温泉へ移動します。

また、ここまで2時間ほど掛かっていますが、ここまで時間をかけて乗らなくても秋川渓谷付近で降りれば、同じようなロケーションの温泉に入ることができます。時間がないよっていう人には「秋川渓谷瀬音の湯」がおすすめです。

【関連:秋川渓谷瀬音の湯】

筆者
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武蔵五日市駅からは多くの温泉にアクセスすることができます。上記の2つや日ノ出町の「つるつる温泉」などもそうですね。ここも良かったです。山のロケーションがたまらない…。

檜原村‐数馬の湯‐で入浴

ということで日々の疲れを癒しました。平日ということもあって人は控えめでした。湯船にサウナどれも最高に生酛が良かったです。特に露天風呂は、景色がよく長風呂になってしまいました。規模はあまり大きくないですが、今回はほぼ貸し切りみたいな感じでしたので、自分だけがこの景色を見ている優越感…。たまりません。

お次は食事です。

食事のほうも非常に素晴らしかったです。檜原村の食材を使っているようで、郷土愛を感じる食事でした。

筆者
筆者

温泉の食堂は、特産のものを使った料理がたくさんあるので、ついつい頼みすぎてしまいます…。

数馬の湯休憩
畳で一休み

自然に囲まれるというのはどうしてこんなに癒されるのでしょうか…。ただ自然すぎるとそこには恐怖しかないのが分かっているので適度なものでお願いしたいです…。休憩スペースは小さめでしたが、次のバスまで休憩です。

この山の反対側に奥多摩…。先に進めば山梨…。そんなことを考えながら休憩していました。

バスは少ないので気を付けてください。

また、個人的良かった所が一点…。

檜原村や数馬の湯の歴史の解説の展示があって、檜原村の歴史がたくさん知れました。これが凄く良かったかなと思います。せっかくなら何かを学んで帰りたい私です。この地の歴史を知って温泉に入るというのもまた一興かなと思います。お土産も充実していましたし、郷土愛を感じるいい温泉でした。ここに住みたくなってしまいます…。

終わりに

今回は東京都檜原村にある「数馬の湯」へお邪魔しました。また、近くには「蛇の湯温泉たから壮」という温泉もあるので、どちらに行っても楽しい時間を過ごせること間違いなしです。私も次来たときは、こっちにお邪魔しようと考えています。

【今回の行程】
12時~武蔵五日市駅出発
13時:温泉到着
16時~温泉出発

今回のマップ