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甘酸っぱい青春の極み 月がきれい
月がきれいの魅力
これほどまでに、中学校を卒業した者に寄り添った等身大のアニメがあったでしょうか。何度見ても、甘酸っぱすぎてついつい再生ボタンを停めてしまう作品が、「月がきれい」です。
内容はいたって簡単。中学生の淡い初恋物語です。
本当に良く作りこまれています。特に、内容は言わずもがな、私たち賞味期限切れの人たちのために、昔を思い出させるような描写や作りこみが素晴らしいと思います。一つ一つの中学生らしい言動や行動、懐かしのED曲も昔を思い出させる要素です。
一見交わらないような茜と小太郎君。でも、そんな意外な組み合わせってありましたよね…。ありましたよね？…。例えば、「あいつとあいつがー～」なんて中学生の会話って日常茶飯事だったと記憶しています。もう何年そんな会話していないでしょうか…。まあ、そんな会話がしたいというより、恋とか愛とかだけで語れなくなってくるのが、この先の恋愛ですから…。まあ、私は何も知らないのですがね。なんか見てると泣きたくなるんですよね。この手の作品に弱いです…。
【埼玉県川越市】月がきれい聖地
そして、そんな月がきれいの聖地は、埼玉県川越市にあります。
川越と言えば、小江戸と言われている街です。そして、川越は、昔ながらの町並みが残る人気観光地です。そんな川越市街で繰り広げられる何気ない日常が、「月がきれい」の舞台となっています。
現在も、アニメ人気は下がることなく、人気の聖地として名高い場所です。主な聖地は、駅周辺から巡ることができる場所に点在しています。
余談ですが、川越周辺の駅は、路線によって場所が離れているので、自分のアクセスで行ける駅から巡ることをお勧めします。
今回は、私は西武新宿線の本川越駅から巡っています。
また、私が訪れたのは、作中でも登場していた川越まつりの日です。祭りの雰囲気を楽しみながら聖地巡礼をしましたので、是非参考にしてください。
月がきれい聖地巡礼～川越まつりとともに～
本川越駅～小江戸川越観光協会
この日は、年に一度の川越まつりの日です。本川越駅までは西武新宿線で向かうのですが、この路線は時々使用する路線でした。そのため、車内もどこか浮ついた雰囲気が漂っていました。終点の本川越駅に近づくにつれて、徐々に着物で車内が彩られていきます。そんな雰囲気に当てられて、どこかテンションの高い私は、夕方の5時前に、本川越駅に到着しました。
まず初めに、驚いたのは人の多さです。本当に人が多すぎて進めない…。
最初に行っておきますが、落ち着いて聖地巡礼をしたいのであれば、お祭りの日はおすすめしません。
聖地どころではないですから、少し後悔してしまいました…
お祭りはお祭りで楽しむ。そんな感じがよいと思います。浮ついた気持ちで駅から出た私でした。しかし、すでに私の頭の中に後悔の2文字。まあ、せっかくのお祭りなので、人込みをかき分けて進みます。初めに向かうのは、小江戸川越観光協会がおすすめです。
川越周辺のマップや聖地巡礼ノートがあるので、そこから巡礼を始めましょう。聖地マップはなかったと記憶しています。（あったら貰ってる…）
観光情報は一通りそろっているので、聖地巡礼ノートを記録したら、始めの聖地「氷川神社」へ向かいます。
氷川神社【月がきれい聖地】
氷川神社までは、観光協会から約1キロです。道中に担がれる神輿を見ながら歩いてきます。
最初の聖地は氷川神社です。茜と小太郎が二人でデートに来た場所です。
二人が今にも浴衣姿で私の前を通りそうな雰囲気がします。この写真を撮るのも御朱印を取るのもかなり苦労しました…。人込みに寄ってしまいますが、2人もお祭り来ているので、私も進まなくてはなりません。
大きな鳥居からこの絵馬の通りを抜けて奥へ出ると、作中で印象的な「氷川橋」へ向かうことができます。
氷川橋【月がきれい聖地】
OPや第1話で桜舞うこのカットが使われています。この時は秋なので、そんな影はないです。しかし、それでもきれいな情景です。ここにはたくさんの観光客がいらっしゃっていました。もちろん中には聖地巡礼者もたくさんいたでしょう。また、川越祭りには、海外の観光客が非常に多くいました。そのため、そこのガイドさんの話をちらっと聞き耳立ててしまったのですが、アニメの聖地として紹介されていましたね。「アニメの聖地だから人が多いんだよ～」みたいな話をしていた覚えがあります。
私もなんだかここに来ると、ため息が止まりませんでした。未来への憂いではありません。過去の憂いです…。
次は、駅周辺に戻りながら聖地を巡っていきます。
～菓子屋横丁【月がきれい聖地】
そして、菓子屋横丁です。人が多すぎて写真は撮ったのですが、何が何だかわからない状況なので、写真は控えておきます。ここも２人が歩いた場所です。また、東山さんの月がきれいの歌の2番の歌詞には、「菓子屋横丁」というワードが出てきますね。
「あの日二人で歩いた菓子屋横丁～君の歩幅に合わせてついていったね～」
はあ、またため息が…
～熊野神社【月がきれい聖地】
私の聖地巡礼の最後を締めくくるのは、熊野神社です。場所的には駅から一番近い場所にはなるかと思ますが、取っておきました。
入り口も人が多すぎて終わってたので、写真のアップは控えておきます…。ここは、小太郎がお囃子の練習をしていた神社です。また、小太郎が茜に告白した場所でもあります。
たまんね～です。あのつい言葉があふれ出てしまった感じが素晴らしいです。「つき…合って」喉元から絞り出されたこの言葉。茜ちゃん以上に食らったのは視聴者なのではないでしょうか。なんでもなかった二人の距離が近づき、始まった場所。ぜひ聖地巡礼にきたら訪れてほしいです。
まとめ
私からのおすすめは…
聖地巡礼で1回（閑散期）。そして、お祭りの時に1回。これが解です。
まずは、二人の歩いた川越をゆっくりと堪能して、脳にインプットをしたうえで、川越まつりに来ることをお勧めします。それにしても、人の多さには驚きました。本当に写真を撮る隙も無かったので、大変でした。また落ち着いたときに来てみようと思っています。今回はこれで終わりです。ありがとうございました。
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