ゆるキャン△聖地|天浜線で浜名湖を巡礼!掛川~新所原を1日旅

【ゆるキャン△ SEASON2聖地:天竜浜名湖鉄道】
・『ゆるキャン△ SEASON2』第2~3話で静岡県西部が登場
・掛川~新所原を結ぶ天竜浜名湖鉄道、通称「天浜線」で巡礼できる
・天竜二俣・気賀・寸座・浜名湖佐久米など沿線に聖地が点在
・2026年現在も『ゆるキャン△ SEASON3』ラッピング列車が運行中
『ゆるキャン△ SEASON2』第2~3話では、浜名湖をはじめとする静岡県西部が数多く登場します。
その聖地を公共交通機関で巡るなら、ぜひ乗ってほしいのが天竜浜名湖鉄道(天浜線)
掛川駅から新所原駅まで、浜名湖の北側をぐるりと走るローカル線です。
ローカル線なので列車の本数は多くありません。
途中下車を繰り返す聖地巡礼となると、
「電車だと面倒くさそう……」
と思う人もいるかもしれません。
でも、それがいい。
ラッピング列車に揺られ、のんびり車窓を眺めながら聖地を巡る。
移動そのものが『ゆるキャン△』の聖地巡礼になる路線です。
今回は筆者が実際に、掛川駅から終点・新所原駅まで1日かけて巡った記録をベースに紹介します。
さらに、その後この地域へ移住してから再訪した気賀駅や寸座駅、2026年に復活した奥浜名湖の展望スポットなど、後日の巡礼記録も追加しました。

筆者はエヴァンゲリオンをまだ見ていないので、いつか視聴してから天浜線をもう一周したい
今回巡る天浜線のゆるキャン△聖地
今回のルートはこちら。
START:掛川駅
↓
天竜二俣駅
↓
気賀駅
↓
寸座駅
↓
浜名湖佐久米駅
↓
うなぎさくめ
↓
浜名湖沿いの聖地
↓
GOAL:新所原駅
掛川から新所原まで一気に乗るのではなく、途中下車しながら巡るのが今回の旅です。
なお、列車の本数が限られるため、先に時刻表を組んでから巡礼することを強くおすすめします。
ラッピング列車も運行時間が決まっているため、訪問前に公式情報を確認しておきましょう。
ゆるキャン△×天浜線|掛川駅から聖地巡礼スタート!

スタートは掛川駅。
東海道新幹線も停車するため、遠方から天浜線を巡礼するときにも使いやすい駅です。
ここから天浜線へ乗り換え、浜名湖方面へ向かいます。
途中下車を繰り返す場合は、当日の行程に合わせてフリーきっぷなども検討してみてください。
そして筆者が初めて訪れたときのお目当てがこちら。

筆者が初めて乗ったのは数年前。
当時からすでに大人気で、家族連れからオタク、ダンディーなおじい様まで幅広い人が乗っていました。
年齢層が広いのも『ゆるキャン△』ファンの面白いところ。
車内まで作品仕様になっています。
小さな車両の中にはそれなりに乗客がいたので、興奮を抑えながら撮影。
聖地へ向かう前から、すでに聖地巡礼が始まっています。
まずは限定グッズなどを求め、天竜二俣駅へ。

時間があるなら、掛川にある「日本茶きみくら」もおすすめです。
【関連記事:日本茶きみくらの聖地巡礼】

天浜線の拠点|天竜二俣駅で途中下車


田園風景を眺めながら列車に揺られ、天竜二俣駅へ。
天浜線を巡るなら、一度は途中下車したい駅です。
筆者が訪れたときは、駅舎に『ゆるキャン△』の大きな装飾もありました。
そしてグッズ売場へ。
『ゆるキャン△』ファンらしき親子と一緒に商品を眺めながら、筆者も厳選。
キーホルダーと記念乗車券を購入しました。
ちなみに、そのキーホルダー。
数年後になくしました。
めちゃくちゃ気に入っていたのでショック……。
グッズの販売内容や取扱場所は時期によって変わるため、現在の商品については天浜線公式サイトで確認してください。
天竜二俣駅でグルメ|ホームラン軒


天竜二俣駅で途中下車したら、食事休憩を挟むのもおすすめ。
筆者が訪れたのはホームラン軒。
休日の昼時には行列ができていました。
写真は後日、スタンプラリーで再訪したときのものです。
天浜線はこの先も長い。
ここで腹ごしらえをして、再び西へ向かいます。
【後日巡礼】気賀駅|なでしこが大判焼きを購入


続いては気賀駅。
こちらは最初の天浜線巡礼ではなく、後日改めて訪れました。
『ゆるキャン△ SEASON2』では、なでしこが浜名湖佐久米駅へ向かう途中で大判焼きを購入します。
そのお店として登場するのが、駅前の藤田屋。


なでしこが食べる姿って、どうしてあんなにおいしそうなのでしょうか。
筆者も購入。
最後までクリームたっぷり。
最高です。
結局2つ買ってしまいました。
訪問時には『ゆるキャン△』の聖地巡礼マップも置かれており、作品ファンを迎えてくれる雰囲気がありました。
営業日などは訪問前に最新情報を確認してから向かうのがおすすめです。
地元へ移住して気づいた「なでしこの気賀駅経由」
ここからは、実際にこの地域へ移住してから気づいたこと。
ずっと疑問だったんです。
なでしこは、どうして気賀で大判焼きを買う余裕があったのか。
目的地はリンと合流する浜名湖佐久米駅。
本数の少ない天浜線で途中下車していたら、
「次の電車までかなり待つことになるのでは?」
と思っていました。
ところが、この地域で生活するようになってから、
「もしかして、なでしこは浜松から気賀までバスで来たのでは?」
と気づきました。
浜松方面から気賀へ向かい、そこで天浜線へ乗り換えて浜名湖佐久米へ。
そう考えると、気賀駅前で大判焼きを買ってから列車へ乗る流れも自然です。
これはあくまで筆者が現地の交通を使うようになってから考えたルートですが、
作品を見ていた頃には分からなかったことが、実際にその土地で暮らすと見えてくる。
聖地へ移住して面白いと感じた瞬間の一つでした。
【後日巡礼】寸座駅|奥浜名湖を見渡す聖地へ


【寸座駅】
・奥浜名湖を見渡すスポットへ向かう最寄り駅の一つ
・駅からは長い徒歩移動+山道
・筆者は2026年2月に再訪
続いては寸座駅。
こちらも最初の1日巡礼ではなく後日訪れました。
目的はもちろん、奥浜名湖を見渡すあの場所。
駅からはかなり歩きます。
しかも――
ずっと坂。
公共交通機関で訪れるなら、それなりの覚悟が必要です。


筆者が以前訪れたとき、かつての展望台はすでに撤去されていました。
それでも景色は絶景。


ここへ来るたびに思っていました。
この景色を、もう一度展望台の上から見てみたい。
作中で3人が夜景を見るシーンが大好きだったからです。
だから、新しい展望施設が整備されると知ったときは本当にうれしかった。
2026年|奥浜名湖の展望スポットへ再訪


ウォーキングイベントにも参加しました。
限定ステッカーは――
手に入れられませんでした。
地元ゆるキャン△民、敗北。
それは悲しかった。
でも、老若男女問わずたくさんの人が歩き、奥浜名湖の景色を楽しんでいる姿を見ていると、なんだかこちらまで温かい気持ちになりました。
一度失われた作品ゆかりの景観を、再び楽しめるようになる。
長く聖地巡礼を続けているからこそ、こうした変化を見届けられるのも面白いところです。
ゆるキャン△聖地|浜名湖佐久米駅


【浜名湖佐久米駅】
・『ゆるキャン△ SEASON2』第3話で登場
・なでしことキャンプ帰りのリンが合流
・ホームの目の前に浜名湖
・冬にはユリカモメが飛来することで有名
天浜線の『ゆるキャン△』聖地の中でも、特に有名なのが浜名湖佐久米駅です。
なでしこと、キャンプから帰ってきたリンが合流する駅。
ここからユリカモメ、うなぎ、なでしこのおばあちゃんの家へと物語が続いていきます。
個人的に忘れられないのは、
リンの目玉が飛び出るシーン。
食レポ的に100点。
さすがリンちゃんです。


列車から降りると、
目の前が浜名湖。
アニメのまんまです。
ここまで湖のすぐそばにある駅を訪れたのは、筆者にとって初めてでした。
この日は残念ながら曇天。
しかし、
空は曇っていても、筆者の心は快晴です。
浜名湖佐久米駅のユリカモメについて【2026年追記】


浜名湖佐久米駅といえば、冬に飛来するユリカモメ。
筆者が初めて訪れたのは真夏だったので、当然いませんでした。
……当時は冬しかいないことを知らなかったなんて言えない。
その後、冬に再巡礼。
ホームを飛び回るユリカモメを見ることができました。
ただし、ここは現在かなり重要な変更があります。
2026年から、浜名湖佐久米駅構内ではユリカモメへの餌やりが禁止されています。
筆者が以前訪れたときとは状況が変わっています。
ユリカモメを見に行く際は、餌を与えず、安全な場所から観察しましょう。
ゆるキャン△聖地|うなぎさくめへ


浜名湖佐久米駅を楽しんだら、次はうなぎ。
作中でなでしことリンがうなぎを食べた場所として知られるうなぎさくめへ。
駅からすぐです。
筆者も、
「ほんもんだあー!」
くらいの勢いで駆け寄りました。
しかし。
すでに売り切れ。
恐れていたことが現実になりました。
「もしかしたら終わっているかも……」
と思っていたのですが、見事に的中。
お腹も空いている。
うなぎも食べられない。
仕方がないので、空腹のまま次の聖地へ向かいます。
人気店なので、訪問する場合は営業状況などを事前に確認することをおすすめします。
ゆるキャン△聖地|浜名湖沿いの高架下


うなぎを食べ損ねた筆者。
お腹を空っぽにしたまま、なでしこのおばあちゃんの家方面へ向かいます。
浜名湖佐久米駅から浜名湖沿いへ歩くと、作中で2人が歩いていた景色を思い出す場所があります。
写真を撮りながら、
「ここをリンとなでしこが歩いていたんだな」
と想像。
こういう何気ない道の方が、意外と聖地巡礼ではテンションが上がります。
そのまま浜名湖沿いを歩いていきます。
なでしこのおばあちゃんの家へ……?


意気揚々と浜名湖を左手に歩いていたのですが――
通行止め。
ありえない……。
この日は奥浜名湖方面でも思うように巡れない場所があり、アンラッキーが続きます。
そのため、筆者はモデルとされる場所を現地で最後まで確認できませんでした。
ここは無理に「モデル地」と断定せず、
「この先にモデルとされる場所があるものの、筆者訪問時は通行止めで確認できなかった」
としておきます。
聖地巡礼では、通行止めや私有地に無理に入らないことも大切です。
次の列車まで約30分。
駅へ戻り、終点・新所原へ向かいます。
【後日談】浜名湖フライトパーク第2テイクオフ


【浜名湖フライトパーク第2テイクオフ】
・『ゆるキャン△ SEASON3』第2話で登場
・綾乃がココアを飲んでいた展望スポット
・天浜線だけで巡る今回のルートとは別日に訪問推奨
こちらはSEASON2ではなく、『ゆるキャン△ SEASON3』第2話に登場するスポット。
浜名湖佐久米駅から見れば山側に位置しています。
天浜線で1日巡礼する今回のルートに組み込むにはかなり難しいため、別日に巡るのがおすすめ。
詳しくは別記事で紹介しています。
【関連記事:浜名湖フライトパーク第2テイクオフへ】


ゴール|浜名湖佐久米駅から新所原駅へ
長かった天竜浜名湖鉄道の旅も、いよいよクライマックス。
浜名湖佐久米駅から終点の新所原駅へ向かいます。
そして最後にやってきたのは――
またしても『ゆるキャン△』ラッピング列車。
これはラッキー。
いや。
筆者が旅上手なのです!!
……ということにしておきます。
新所原駅ではJR東海道本線へ乗り換えることができます。
掛川から天浜線へ入り、浜名湖の北側をぐるりと巡って新所原へ。
これで天浜線を使った『ゆるキャン△』聖地巡礼は終了です。
天浜線でゆるキャン△聖地巡礼をして分かったこと


【天浜線ゆるキャン△聖地巡礼まとめ】
・SEASON2第2~3話の舞台を公共交通機関で巡れる
・掛川~新所原を1日かけて巡る旅がおすすめ
・気賀、寸座、浜名湖佐久米など途中下車したい駅が多い
・2026年現在もSEASON3ラッピング列車が運行中
・浜名湖佐久米駅では2026年からユリカモメへの餌やり禁止
・列車本数が少ないので事前に時刻表を組むことが重要
今回は天竜浜名湖鉄道に乗って、『ゆるキャン△』の聖地を巡りました。
最初にこの旅をした頃は、筆者にとってここは「アニメに登場した遠くの場所」でした。
掛川から列車に乗り、天竜二俣へ。
浜名湖佐久米で降りて、浜名湖を見る。
うなぎは食べ損ねる。
展望台には行けない。
それでも楽しかった。
そして数年後。
気賀へ行き、大判焼きを食べる。
冬の浜名湖佐久米へ行き、ユリカモメを見る。
寸座から山を歩く。
気がつけば筆者自身がこの地域へ移住し、昔は分からなかった交通事情まで分かるようになっていました。
同じ聖地でも、訪れる時期によって見えるものが変わる。
これは何度も同じ地域を巡ってきたからこそ感じることです。
車なら効率よく回れる場所も多いです。
でも、このエリアだけはぜひ一度、
天浜線に揺られて巡ってほしい。
次の列車を待つ時間。
浜名湖が見えてくる瞬間。
ローカル線の小さな駅。
そして、運が良ければやってくる『ゆるキャン△』ラッピング列車。
目的地だけではなく、そこへ向かう時間まで聖地巡礼になる。
それが天浜線で巡る『ゆるキャン△』の旅だと思います。
今回はここまで。
ありがとうございました。
【関連:ゆるキャン△聖地弁天島編・舘山寺編】



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