【ヤマノススメ聖地】初めての富士山

ヤマノススメ2期第9話~11話では吉田ルート。nextsummitでは須走ルートからの富士登山が描かれています。今回は、2期の吉田口ルートから。
とうとう来たなぁこの時がぁ
ヤマノススメを見始めて登山に興味を持ったオタクが、念願の富士山登山に参りました。写真の通りあいにくの空模様でしたが、天気予報では晴れのち曇り。まぁ、nextsummitの富士山登山でも曇りからのスタートでしたから、あまり気にしていません。どちらにしろ「山の天気は変わりやすい」
今回は、ヤマノススメでおなじみの場所を巡りながら(必然的に巡ることになるのですが)富士山登山の様子をレポートしていきます。
【この記事の焦点】
・吉田口~富士山頂の巡礼
・ヤマノススメと富士山
【聖地①】吉田口五合目

今回は、新宿駅からバスで向かいました。
そうです。アニメと同じように、京王バスです。朝に五合目に到着しましたが、朝の時点でかなりの人混みです。しっかり高地順応するために、1時間ほど散策をしました。

聖地スポットをすべて紹介しているときりがないので、代表して一つ紹介。アニメでも登場したお馬さんたちがお出迎えしてくれました。本当に7号目あたりまで連れてってくれるそうで、実際にお馬さんに乗って登っている人も見ることができました。

ここなちゃんが興奮するのも分かります
距離によって料金も変わるみたいで、案外手の届くお値段だったのが印象に残っています。まぁ、高校生がと考えると、手が届くかわかりませんが。ここなちゃんが馬に乗っているところを見たかったですね。

ということで11時頃から登山開始です。必ず高地順応はしましょうね!!
【五合目見所】
・基本的に全てアニメに登場。
・特に昼食(噴火カレーなど)やお馬さんは見所。
五合目~8合目

・8合目某山小屋が今回の宿泊地(あおいちゃんかえで先輩は太子館・ここなちゃんとひなたちゃんは本八合目の富士山ホテル第一)
同じ山小屋に泊まるのが一番だと思いますが、中々予約も取れませんので、どうしても同じ場所に泊まりたいなら早めの予約をおすすめします。私の山小屋までは約3時間。早く登ってしまうと高山病になってしまうので、ゆっくり登り始めました。
五合目を抜けて1時間弱で6合目に到達します。案外早いなと思いながら登っていきました。6合目を抜けると、早々に森林限界を迎えますので、代り映えのない岩場を登り続けました。

7合目では、日の出館やトモエ館など、アニメでも登場する山小屋が続きます。大体は、ここなちゃんが焼き印をテンションマックスで押している場面が頭に浮かびます。7合目でかなりの標高になりますので、この辺でも高山病は油断できません。
あおいちゃんも体質なんだと思います。イメージでは、高山病で休んでいる人がバタバタといるイメージでしたが、そういう人とは遭遇しませんでした。みんなテンションが高くて、こっちも乗せられてしまいます。山小屋を通るたびに、うどんやカップ麺、豚汁を頬張る人が視野に入るので、お腹もすいてきてしまいました。

ゆっくり登っていると、あまり疲れは感じませんでした。7合目を過ぎると急勾配の岩場が続きます。スティックも邪魔になるぐらいの勾配もありますので、ケガに気を付けて登りました。正直、聖地を感じる余裕もないぐらいでした。これは2期のあおいちゃんが狼狽えてしまうのも分かる気がします。途中雨にも降られてしまいましたが、5時間弱で8合目の山小屋に到着しました。

夕食はもちろんカレーです。アニメでもみんなカレーを食べていましたが、山小屋は基本的にカレーみたいです。名物というかなんというか……。普通のカレーなのに特別な味がします。これが富士山でしか食べれない味なのですね。

標高3000mパワー
そして、富士山は日本一就寝が早い場所です。もう18時とか19時には皆さん完全に寝静まります。ご来光を見るために、出発が0時や1時なのでね……。アニメのように騒がしくする観光客もいなかったので良かった。たまたまか日本人しかいませんでした。
高山病はここでも油断できません。寝ていると空気が薄くなってしまうようで、寝ている間に発症ということもあるみたいです。私も全然寝付けなくて、吐き気や頭痛が襲ってきます。起床した0時頃には、通り雨のように過ぎ去ってくれました。700円するカップ麺を食べて、ご来光を目指します。
【8合目~山頂】
暗くて写真が撮れなかったので……感想だけ。アニメではここなちゃんとひなたちゃんが山頂に到達していました。ですが、nextsummitでは無事に5人全員で山頂に到達できましたので良かったです。夜の富士山は、非常に神秘的で、星空が目の前にあり、思わず手を伸ばしたくなる距離感です。とにかく美しい。アニメでも天の川?の描写もありましたが、誇張抜きに日本一の星空なのではと思うほどでした。巷では、長野県の阿智村が日本一だといわれていますが、星空に一番近いのは富士山ですからねえ。ヤマノススメの曲よりも、正直「君の知らない物語」に酔いしれたい真夜中を過ごしました。
ここまでくると、疲れはあまり感じませんでした。山頂に近づく高揚感が私たち登山客の足を動かしてくれるからです。そんなニュアンスのことをひなたちゃんも言っていましたけども。温まりたかったら山頂で、ひなたちゃんのように豚汁を飲みましょう。

とにかく寒いので気を付けてください。

山頂は5度なのだとか……

さぁ、いよいよご来光です。
【八合目~山頂見所】
・山小屋巡り(太子館など)
・星空
【2日目】山頂~お鉢巡りへ

なんやかんやで山頂に到着です。ご来光まで1時間を凍えて過ごし、太陽とご対面。この感動は、一生忘れないと思います。特にあおいちゃんは一度失敗していますから、私よりも感動しているに違いありません。

雲海も非常に美しい……。低山だとなかなかレアな現象ですが、富士山だと普通なんですかね? 関東では秩父の美の山公園なんかが有名です。飯能から近い場所でも見られるなんて、流石。
感動に浸った後は、お鉢巡りです。アニメではnextsummitで行われていました。山頂をぐるっと回っていきます。

ん~凄い!! お鉢を見ると、つくづくエイトビットの作画の凄まじさ実感します。ヤマノススメを作ってくれてありがとう。そして続編はよ!!

これが一番感動しましたね。影富士。ちょうど剣ヶ峰(3776m)付近に現れる富士山。下界の樹海と街並みをキャンバスに太陽が反射して起こる現象。これはなかなかレアらしい。富士山頂にいるのに、目の前にどでかい富士山が現れる摩訶不思議な現象でした。

5人のように剣ヶ峰で写真撮影です(光が……)ここで写真撮るのに30分ぐらい並んだので、ちょっと堪えました。

みんなもここで食事していました。人が多すぎて……。焼き印は集めなかったので神社を経由してお鉢巡りはさらっと終了しました。お疲れ様で~す。
ちなみに、下山は代り映えしない砂道なので地獄です。
富士山巡礼の総括

登山初心者オタクでも登れます(ただし準備はしっかりと)
登山経験が少なくても、事前準備と登り方・栄養補給をしっかりすれば登りきることができると思います。オタクなら一度は来たい聖地です。富士山で気を付けることは別でまとめましたので、興味ありましたらぜひどうぞ【筆者関連サイト:富士山で気を付けること】
今回はここまでありがとうございました。
【その他ヤマノススメ聖地】
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