ド迫力アニメーション!|劇場版チェンソーマン レゼ編 ネタバレ感想

ーアニメ映画感想ー

劇場版チェンソーマン レゼ編

劇場版チェンソーマンレゼ編
劇場版チェンソーマンレゼ編

【劇場版チェンソーマン レゼ編】
・デビルハンターとして相変わらずな日々を過ごしていたデンジは、ある雨の日に電話ボックスでレゼという女の子に出会う。誘われるがまま距離を縮めていくが……夏祭りの夜、彼女の正体を知ることに。チェンソーマンの姿でレゼと対峙するデンジ。レゼとマキマとの間で揺れる中で出したデンジの答えとはーー原作の狂気を存分に体現し、ド迫力バトルで客の心を鷲掴む劇場版。

今回は『劇場版チェンソーマンレゼ編』のネタバレ感想です。

公開から1か月が経過してようやく観に行ってまいりました。何故か藤本タツキ作品は劇場に足を運ぶのが遅くなってしまう(偶然です)

アニメシリーズは原作ファンの方から不評だったと認識しておりますが、筆者はアニメ版も大好き。というか、原作は見たことがなかったので、普通に良作だったと記憶しておりました。そのため元々期待大。しかも口コミでは大好評と聞いていたので……

レゼという少女にスポットを当てていることを知っているのみで、事前情報を一切仕入れずにいきました。今回はそんなアニメ版しか見ていない筆者のネタバレ感想をお送りします。

筆者
筆者

ここからはネタバレ有で


北条なすの

・体育会系聖地ライター
・アニメ聖地や書籍の感想などを総合エンタメサイト。特にゆるキャン△が好き。別サイトでは歴史・自然スポットを中心に日本の魅力を発信中。
【実績:マケイン聖地完全制覇/ゆるキャン△聖地大井川原付完全走破など】

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【今回の記事の概要】
・劇場版チェンソーマンレゼ編ネタバレ感想
・原作の魅力が爆発!
・レゼという女の子


①原作の魅力が爆発!

爆発

【①原作の魅力が爆発】
〇頭のおかしい癖のあるキャラクターたち
〇戦闘シーンでは原作リスペクトのカットを見せてくる
〇血生臭いシーンもエッチなシーンも惜しみなく表現してくれる

アニメ版しか見ていない筆者が思うチェンソーマンの魅力は『狂気』です。その他の戦闘系漫画とは一線を画すリアリティとグロテスクも素晴らしいですし、個性あるキャラクターたちの掛け合いも素晴らしい。アニメ版で言えばゲロチューとかね(笑)

米津玄師の『IRIS OUT』に合わせて始まるデンジたちの日常。アキ・パワー・デンジの3人の朝とマキマさんの朝が交差するあのOPもいいですね。マキマさんの不気味さと3人のグチャグチャ感を見て、一瞬でチェンソーマンの空気感を思い出すことができました。

そしてOPが終わりビームが登場。なんだこの癖のあるキャラクターは(笑)めちゃめちゃ好きでした。以前、一部界隈で少し話題になっていたのを知っていたので『あのキャラクターじゃん!』と胸を弾ませます。ビームみたいな狂気的なキャラが、やっぱりチェンソーマンの魅力だと思いましたね。

今回の個人的MVPはビームです。ビームがいるから疾走感ある映画になったとも言える……?

飛んでVS台風の悪魔戦。ここのビームとデンジの連携もめちゃめちゃいい。ビームをチェーンで飼い慣らしちゃうところとか、結果的にそれが上手くいくところとか、常識からかけ離れた発想と狂気が、挿入歌と台風も相まって爆発していたと思います。

とどめでは、恐らくは原作絵を意識しただろうカット。めちゃめちゃ鳥肌が立ちました。

あとは遠慮のない表現に感謝。

・レゼの全裸を惜しみなく見せてくれた。ありがとうございます。戦闘中も蠱惑的。
・レゼがデンジの舌をかみちぎっちゃうところ。
・悪魔に食べられたデビルハンターのヤバい姿。
・レゼの頭が吹き飛んで、ぶん投げられて爆発するところ。

原作はもっとヤバいのでしょうかね? グロテスクでエロティックで最高でした。

筆者
筆者

レゼについては次章より


レゼという女の子

【レゼという女の子】
〇レゼはソ連の工作員でデンジのように悪魔に変身する(ボム)
〇境遇が近い似た者同士、あと少し届かなかった2人の恋心
〇言葉ではなく映像で見せるレゼの想い(最高のラストシーン)
〇めちゃめちゃエロティックで最高です!

上田麗奈さんのレゼ最高です。ありがとうございます。

私もデンジと一緒で単純なので、あれだけ距離近く話されたら恋をしていたと思います。もちろん私は悪魔ではないので舌を嚙みちぎられてバットエンドですけどね(笑)

夜の学校のシーンも最高。予告だけ見ていると普通にプールでじゃれ合っているように見えましたが、全裸だったとはね。‘‘泳ぎ方を教えてくれる大事なシーン‘‘なのに集中できなかったぁ。

夏祭りでは2人のキスで興奮していたのに、なんか舌を噛みちぎられているし。デンジみたいに変身するし、ボムの悪魔とかいうチート性能だし。あの可愛さで。それは自認レゼが増えてしまうよ。

戦闘シーンは言わずもがな最高です(下着姿で戦っていることは置いておいて)


ただ‘‘始まった‘‘のは戦闘が終わってから。

レゼの過去が明かされ、デンジと逃げようとカフェに向かって走り出す。

そこに現れる正妻さん。

本気で一緒に逃げようとしていたデンジの想いも胸を締め付けるのに、あと少し届かなくてデンジの背中だけが映る。『本当は私も学校に行っていなかった』という発言はそれ以外のデンジへの想いの肯定と言えます。

レゼも同じように悩み、普通の生活を送っていなかったから、全部本当の想いだったんだって。『なんで最初に出会った時に殺さなかったんだろう』とほぼ告白同然の想いに目を潤わせる筆者。

あと少しだったのに。

カフェへの足取りの描き方も最高ですし、最後カフェから遠ざかってフェードアウトしていく描写も、二人の届かなかった距離感が詰まっていて最高でした。

切実に結ばれて欲しかったなって泣。


終わりに

劇場版チェンソーマンレゼ編
劇場版チェンソーマンレゼ編

劇場版チェンソーマン レゼ編まとめ】
〇原作の良さが詰まったド迫力映画
〇境遇が近い似た者同士、あと少し届かなかった2人の恋心
〇総合評価4.5

今回は『劇場版チェンソーマン レゼ編』ネタバレ感想でした。

ド迫力の戦闘シーンから、ラストの儚い別れのシーンに繋がっていく落差がたまらない。もう一回見て見たくなる作品ですね。レゼの過去と想いを知ったうえで見てみるとまた新たな発見ができるかも。

チェンソーマンの続編見たいです!

実は天使の悪魔結構好み(ボソッ)

今回はここまで。ありがとうございました。

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