旅行の宿泊先にネカフェはあり?

誰もが一度は考えたことがあるだろう『ネカフェ宿泊旅行』
・旅行がしたい。けどお金がない
・最近はホテルの値段も上がっていて手が出せない
・突発的な旅行でも泊まれる場所はないか
そんな旅行難民たちの課題を全て解決できるのが『ネットカフェ』
若者の旅行の助けになること間違いなし……ではあるのですが、やはり最初は敷居が高い。

寝られるのかも分からないし、怖いし、汚そうで、なかなか手が出しずらい

そうですよね。でも、最初の壁を乗り越えることができれば『ネカフェ』はあなたの味方になってくれることでしょう。

昔の筆者は、お金も時間もない貧乏学生でした。
日本全土に行きたい場所があるのにお金がない。
『じゃあ、ネットカフェでよくない?』
旅費の工面で誰もが思いつくことかもしれませんが、私にとっては革命的なアイデアだったのです。そしてそれを実行に移したことで、筆者は何度も旅行に出向くことができました。

今回は筆者の相棒である『快活クラブ』を例に、ネカフェ宿泊旅行の魅力をお伝えします。
【今回の記事の概要】
・ネカフェに宿泊するメリット
・旅行にたくさん行きたい若者向け
・筆者の実例をもとに解説
★宿泊費が格段に安くなる★

【ネカフェに宿泊するメリット】
⇒とにかく宿泊費が安く済む。
ネカフェの最大のメリットは宿泊費削減!
では、どの程度安くなるのでしょうか。下記、筆者が人生で初めて宿泊した『快活クラブ相模大野店』を事例に説明いたします。
【相模大野周辺のビジネスホテル】
・相模大野駅周辺には約2つ(じゃらん調べ)
=1泊1名7500円~11000円
・★快活クラブ相模大野店★
=6時間2700円・9時間4100円
これでも高い方です。
相模大野店にはありませんでしたが、大抵のお店には『ナイトパック』というものがあり、夜8時間をさらに格安で宿泊できる制度があります。それを加味すると、上記6時間程度の値段で8時間宿泊可能です。

ギリギリまで楽しんで、外でご飯食べたなら全然いけるね。

時間調節は少し面倒ですが、半額以上で宿泊可能です。
そして一番の朗報は……
学生なら学割が効くこと(10~20%)
これが本当に凄まじい。筆者がどれだけお世話になったことか。
年に一度の更新以外は学生証を出すこともなく、スマホで会員証を提示するだけ。
これで1000円台で済むんですよ……学生だった筆者の脳汁は溢れるばかり。
さらにさらに。
会員であれば宿泊するたびにクーポンが付与(100円~300円)されます。
そうすると、宿泊費はいくらになるでしょうか。下手したら通常のホテルの1/10にもなったりすることも。ただし、都心部である程料金が上がることもあるので、行く場合は事前に調べましょう。
後程筆者の事例も紹介します。
★意外と快適ネカフェ宿泊★

【ネカフェは居心地が悪い?】
⇒思っている数倍快適で、サービスが豊富な天国である。
『実際寝ることもままならないのでは?』
と思う方もいるでしょう。寝床があってもストレスになるなら旅行が楽しくなくなるのではないか。確かにその通りかもしれません。
ですが、ネカフェは案外居心地がいいのです。
下記、快活クラブを例にサービスの事例を紹介します。
・Wi-Fi完備
・大きなモニターに映画やアニメ・スポーツのサブスクあり(R18も笑)
・鍵付き完全個室がある(ないところもあるので注意)
・快適なフルフラットシート
・シャワー完備(無料)
・洗濯機もある
・アイスクリーム・ドリンクバー完備
・別料金で食事も可能
・もちろん漫画や雑誌完備
・外出自由
当たり前にものもありますが、旅行の1泊ぐらいなら全然快適なのです。
確かに鍵付き完全個室でないと周囲の音やにおいも気になることがあります(こちらであればさらに安くなるが)
鍵付き個室を選択していただければ、少し小さなホテルの部屋。なおかつ少しアングラで異世界感があるネットカフェの雰囲気すらも旅行のエッセンスになることでしょう。
また、ネカフェは24時間外出自由。夜の街を散策するもよし、チェックインの時間を気にせずギリギリまで遊ぶも良しなのです。
筆者はネカフェで起きて、ドリンクを飲んで出発する瞬間が好きです。出る時間がシビアであることがネックではありますが、その分だけ寝静まった知らない街も歩くことができます。
異世界から異世界へ。非日常の綱渡りの快感を味わったのなら、きっとあなたもネカフェ宿泊旅行の虜になるでしょう。

ホテルに泊まる非日常感とはまた違う良さがある
また、3日前までであれば予約もできます。場所によっては部屋が少なくて鍵付き個室に止まれない場合もあるので気を付けましょう(筆者は泊まれなかったことないけど)
では、筆者の地獄のような快活旅行譚を少しだけ紹介。
筆者の実例

【筆者の快活旅in四国編】
・高知にて3泊・高松にて1泊・高知西端で1泊(ビジホ)の超過酷電車旅。東京からの往復後続バスを除き28000円で走り切った。
5泊したうち4泊は快活クラブです。しかも高知県に関しては1店舗しかないため、その同じ快活クラブに3泊したことになります。毎回高知駅まで戻って出発しての繰り返し。そして高松の快活クラブで一泊してフィニッシュです。
全て1600円程。学割×ナイトパック×割引クーポン=4泊5000円程度
異次元の安さ。
ここで浮いたお金が、次の旅行に繋がるのです。

確かに疲労はとれないかもしれない。
美味しいご飯もおこぼれ程度、時間にも追われないといけない。
けど、たくさんの知らない土地を歩いて、見て、調べて、経験して。
社会人になった今でも、筆者の快活旅は終わりません(笑)
体力が続く限りは全て経験に変換してやろうではないですか。
まとめ

【ネカフェ宿泊旅行まとめ】
・ネカフェに泊まれば半額以上割安で宿泊できる。
・想像以上の快適さ。眠ることも容易。
・体力削って何度だって旅に出よう。
ネカフェ宿泊のプロによる話はこれで終わりです。
とにかく1回経験してみてほしい。
特に僕らのようなお金がない若者は、こうやって経験と教養を積み重ねるべきなのです。お金を存分に使い余裕を持った旅行も楽しいですが
たまにはこんな過酷な旅行、経験してみませんか。
以上。ありがとうございました。
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