飯能と言えば…ヤマノススメの聖地
埼玉県飯能市を舞台とした人気アニメであるヤマノススメ。
登山を通した女子高生のガールズストーリーとなっています。
この作品の魅力は、リアルな登山描写です。特にnextsummitになると背景描写にも磨きがかかり、さらに魅力が増大しています。一見すると、ゆるふわなガールズストーリーに見えます。しかし、意外と物語中では衝突を繰り返しています。そんな衝突の中で、友情を深めながらも成長していく彼女たちを見るのもこの作品の大きな魅力だと思います。
そんな作品の舞台である埼玉県飯能市には多くの聖地が点在します。
また、ハイキングコースや川遊びとして人気の飯能河原があります。そのため、聖地巡礼をしながら日々の都会生活を癒されるひと時を過ごすことができます。
①夢彩菓すずき【ヤマノススメ聖地】
池袋より約1時間。西武池袋線に揺られると飯能駅です。頻繁に登場する駅は、隣の東飯能駅になっていますので、お隣の東飯能駅からスタートしました。
あおいやひなた御一行が山に向かうときは、大体この東飯能駅集合になっていますね…。
この日は真夏の猛暑日。快晴の空の下、まずは飯能河原に向かいます。その道中も、ヤマノススメで登場するスポットに囲まれています。
飯能銀座もお馴染みの場所です。この商店街を飯能河原の方向に進んでいきます。そうすると、あおいちゃんのバイト先であるケーキ屋さん「夢彩菓すずき」に到着します。
ハイキングにケーキは持っていけないので、いくつかマーマレードを購入しました。ハイキングの栄養補給です。
購入したついでに、ヤマノススメのシールを頂きました。しかし、私は欲しいとも言っておりません。加えて、シールの存在なんて知らなかったのですが…。いくつかあおいちゃんのグッズが飾ってあったので、それをじろじろ見ていたからですかね…？
店員さんの彗眼には御見それしました。
【追記：アニメでお馴染みすずきですが、リニューアルされて姿が変わっていました】
お菓子を購入したら、奥武蔵飯能観光協会に向かうことをおすすめします。多くのパンフレットを取り揃えていて、必ず旅の助けになってくれます。私が向かったのは、nextsummitの放送時期でした。そのため、聖地マップも置いてあったのですが、現在はわかりません…。
飯能市中央公民館
そして、飯能河原に向かう前に寄っておきたいスポットが2つ。1つめは、飯能市中央公民館です。
聖地巡礼ノートがあるので、旅の記録を残しましょう。
アニメの聖地巡礼ノートによくイラストを描いている人がいますが、あれ非常に羨ましいです…。私にも絵心があれば…。画力って練習で身につくんですかね…。
②観音寺【ヤマノススメ聖地】
2つ目は観音寺です。中央公民館の道を挟んでお隣に存在します。
ここに来てやっと、「あ、ヤマノススメの聖地に来たんだなー。」と実感することができました。観音寺も絶対に訪れておきたいスポットです。頻繁にこの道を通っていますね。特に、象さんの前でアイスを食べている様子が印象に残っています。
③割岩橋・飯能河原【ヤマノススメ聖地】
まずは、飯能河原へ向かう前に、割岩橋を渡ります。ここも頻繁に出てくるスポットです。
下に降りると飯能河原です！
夏なら川遊び！。バーベキューしている人も多くいましたが、地元民で、寝っ転がって日焼けしている人もいたりして、和気あいあいとしていました笑。遊んでいる子どもが多く、絶えず笑顔が溢れる場所になっています。私も川に入りましたが、あまり時間はありません。次の飯能中央公園に向かいます。
④飯能中央公園【ヤマノススメ聖地】
圧倒的に既視感を感じたこの場所。
実は、探すのにかなり苦労しました。飯能中央公園のエリアにはこの場所はありませんでした。公園内を2週ぐらいしたのですが、見つからず…。
最終的には、道を挟んでお隣の市民館第2駐車場の方に見つけました。
お気を付けを
ここも頻繁に歩いている様子カットがあります。ヤマノススメではお馴染みの場所です。
次は、天覧山へ向かいます。
⑤天覧山【ヤマノススメ聖地】
では、ヤマノススメの象徴である天覧山へ向かいます。ヤマノススメといえば天覧山。簡単に登ることができて、お手軽ハイキングが楽しめます。道によっては急な岩肌もあって苦労しましたが、10分ほどで山頂へ到着しました。
195m…。丁度いいですね。たったの195mですが、眺めは素晴らしいものがあります。飯能市街を一望できました。
ちょうど、巡礼者の方がいらっしゃっていて、少しだけお話する機会がありました。なんとその方は、10数年越しの巡礼だったらしく、九州のほうから来たとか…。ヤマノススメの大先輩です。
本当は下山する予定でした。しかし、天覧山の看板の裏に続くハイキングコースを見たら帰れません。そのまま多峯主山につながっているそうなので、予定を変更してこのまま縦走です。
多峯主山（とうのすやま）は2期12話で歩いた山です。
⑥多峯主山へ縦走【ヤマノススメ聖地】
一旦、天覧山の背後から下りまして、再び多峯主山へ登って行きます。木々の中に入っていけば、美しい木漏れ日が私を照らします。しかし、そんな木漏れ日にうっとりするのもつかの間。ここから本格的に虫が私を襲います…。マジで夏の山の中の虫は舐めてはいけません。特に、耳の周りに付きまとってきます。さらに、カメラで写真を撮るのも精一杯なほど、周りを飛び始めます。
そのため、必ず虫よけスプレーをかけましょう…。効果はあるか分かりませんが…。
また、道中で2度もヤマカガシに遭遇したので気を付けてください。私は蛇が好きなので一人で興奮していたのですが…。それほどきついハイキングコースではありません。そのため、適度に森林浴を楽しむことができます。私は、片耳にヤマノススメの曲を聴きながら、足を進めていきます。
多峯主山山頂
さて、数百匹の虫を引き連れながら登って行くと、山頂へ到着します。
天覧山の時とは打って変わり、四方を山に囲まれています。さらに飯能市街が遠くなりました。標高は271m。天覧山よりも80ｍ弱ほど標高が違います。また、流石に山頂には虫はいないので、つかの間の休憩です。「転んでも立ち上がる。」そんな思いで、山頂を後にします。
そして、この後は来た道を戻る予定でしたが、そのまま吾妻峡に向かいました。
⑦ドレミファ橋・吾妻峡へ【ヤマノススメ聖地】
ドレミファ橋・吾妻峡は2期の7話です。
下山後にすぐ向かうことができますが、なかなかわかりずらい場所にあります。民家の細い道を行き、隠れたところに入り口があります。
セクシーな水着は持っていません。しかし、本当に美しすぎて、着替えもないのにダイブしてしまいました。個人的に超おすすめなスポットです。飯能河原とは違い人も少ないです。そんな違った雰囲気もギャップがあってよかったです。川のせせらぎを聴きながら休憩です。
この吾妻峡は、この年の個人的年間大賞の場所なので、絶対に来てみてください。
あなたも吾妻峡のとりこになると思います。きっと…。来たらダイブですよダイブ！。
⑧飯能市街 その他の聖地【第二天覧山など】
聖望学園【ヤマノススメ聖地】
吾妻峡を堪能し終えたら、近くのバス停から飯能市街へ戻ります。バス停は、「永田大杉」から乗ると良いでしょう。そこから向かうのは、約20分で到着する「八幡町」です。ここで降りたのは、ひなたやあおいの母校である聖望学園に向かうためというのが一つです。
私は、高校野球が好きなのでこの高校をよく知っていました。野球の強豪校です。
加治神社【ヤマノススメ聖地】
そして、そのまま通り過ぎると、T字路の奥に加治神社があります。
ここなちゃんが訪れている神社になっています。
第二天覧山【ヤマノススメ聖地】
このまま横に、飯能桜の森があります。ここに第二天覧山があります。
春だったら桜がきれいなんですかね…。
ここなちゃんの道を辿りながら、最後は旅の疲れを癒す温泉へ向かいます。
【旅の疲れを癒す】宮沢湖温泉 喜楽里別邸
長い坂道をしばらく歩くと、宮沢湖温泉 喜楽里別邸に行くことができます。
また、近くにはムーミンバレーパークがあるため人が多いです。一日の疲れを癒すことができる場所は貴重です。帰りは、飯能駅までここからバスで行くことができますので、終着点としては100点でした。
特に、ここは岩盤浴が安い。平日は400円で入ることが出来まして、お財布にやさしいです。非常にありがたい…。飯能市は、ヤマノススメの世界観がぎっしり詰まっている素晴らしい場所でした。また行きたいですね。
終わりに
とうことで今回は、飯能市を中心に聖地巡礼を行いました。朝から一日中歩いていましたが、最高に充実した日を過ごすことができたと思います。飯能は、アニメの聖地の側面だけでなく、自然が溢れる素晴らしい場所なので、森林浴や川遊びでも最適な場所です。これで飯能が大好きになりました。また、飯能市街のさらに奥…。バスで1時間弱で向かうことができる名栗湖もおすすめです。紅葉が綺麗に彩るダム湖を見ることができます。温泉に登山にそのままできるので、最高の場所です。
【関連：飯能市名栗地域のおすすめ】
飯能ぜひ来てみてください。ありがとうございました。
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