【名作】秒速5センチメートル聖地巡礼


代表的なのは雪の中二人が再開するシーン。
あの場所って実際にモデルがあるの?

古い作品ですが、栃木に聖地が実在しています!
第一部の「桜花抄」のクライマックスで二人が再開する『岩舟駅』。3月4日のあの日。二人は雪の中で一晩を過ごします。再会と一生の別れ。なんて切ない話です。しっかりと同じルートを辿りながら夜の「岩舟駅」に訪れました。今回はその様子を書いていきます。
【貴樹君のルート】
主人公の貴樹君は、明里ちゃんの引っ越し先である「岩舟駅」まで電車で向かいました。貴樹君は最寄りの『豪徳寺駅』→『新宿駅』→『小山駅』に向かい、ラスト両毛線に乗り換えて『岩舟駅』を目指します。
貴樹君の道のり、まだ中学生なのに、小田急線「豪徳寺駅」から向かうのは凄い度胸ですね。それほどの想いなのですね泣。
【今回の記事の概要】
①久喜駅→小山駅
②聖地:岩舟駅巡礼
③岩舟駅の外に出る。
④聖地巡礼マップ。
【秒速5センチメートル聖地】久喜駅~小山駅

私もできるだけ同じルートを辿りながら「岩舟駅」に向かいます。まず、途中のワンカットで登場する久喜駅(埼玉県)で写真を撮りました。実はこの辺に住んでいたことがあるので懐かしかったです。そして、ここで同じホーム乗り換えで「小山駅」を目指します。

久喜駅より小山駅です。特に、小山駅の様子は映画でも描かれていましたね。例えば両毛線のホームだったり、立ち食い蕎麦屋さんが描かれています。東京に住んでると見ない雰囲気ですので、中学だったら怖くなってしまう..。そんなことを考えながら岩舟駅を目指します。
【秒速5センチメートル聖地】岩舟駅到着

そして、小山駅から20分で「岩舟駅」に到着します。
時刻は貴樹君と同じ21時に到着しました。この時間でも学生さんがかなりいらっしゃってまばらに席は埋まっていました。申し訳ないですが、田舎なので誰も降りないかなにんて思ってたんですが、かなりの人が降りていました。その流れに乗っかっております。そして、人の流れが消え去ったら駅周辺を散策していきます。

【秒速センチメートル聖地】岩舟駅散策

今は無人駅になってしまっていたり、改装してしまっているので、面影は少し薄れてしまっていますが、ほとんど変わらない姿を拝むことが出来ました。夜で全く人がいないため、この雰囲気に浸り放題でした。

ここです!ここで二人はお弁当を食べて雪の中を歩いて行くのです。
そう言えば、あの日は雪が降っていましたね。流石にストーブはないですし、現在は無人駅となっていました。

幻想的なシーン。あれは運命と勘違いしてしまうよな

男はそう勘違いしてしまいますね
特に、思い出って遠くなるほど美しくなるんです。人の記憶は薄れて行ってもその背景や匂い気温なんかは鮮明に刻まれていく。いつでも帰れる記憶として深く刻まれてしまうんです。そうなってしまえば、貴樹君のようになってしまいます。それって醜いけど、私にはカッコよく映ります。拘らないっていう選択肢は誰でも出来ますから。
駅の外

そんな貴樹君のことを考えながら駅の外へ出ていきます。

二人が駆け出していきます。そとは田園風景というよりは住宅街が広がっていました。駅の反対側は田んぼが並んでいたので、もし歩きたかったらそっちまで回る必要があるでしょう。ただ、私は夜に来たので街灯もない中で歩いても分からずじまいです。他の巡礼者の様子を見ていると、実際はあの小屋はないらしい。
一通り散策を終えて、次の電車まで20分ほど時間があったので、ホームを一人でブラブラしながら、秒速に浸ります。

私は「男」なんで、明里ちゃんの考えていたことはわかりません。一人前を向くことが出来なかった貴樹君に同情するしかない。それは限られた人にしか持たない美しい心だから。私は貴樹君の味方をします。そうして、二人の今生の別れを見届けて電車へ乗りました。
終わりに

【秒速5センチメートル聖地巡礼まとめ】
・二人が訪れた聖地は『岩船駅』
・駅の外装もアニメと同様。
・ぜひとも3月4日に訪れよう!(人はいるかもだけど)
ということで私の聖地巡礼はこれでおしまい。現在は関東を離れて島ているので、いつかはクライマックスの『豪徳寺駅』に訪れたい。

雪が降ってくれたら完璧だねぇ

願うしかないですね!
私の次の目的地は、群馬県館林駅。よりもいの聖地巡礼のために前泊入りです。すぐ近くになるので、一緒に回るのもおすすめです。
【関連:宇宙よりも遠い場所聖地巡礼へ】
今回はこれで終了します。ありがとうございました。
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